仮想通貨トレード、MA移動平均線のグランビルの法則とは?
こんにちは。
ゴリです。
仮想通貨トレードをするならまずはテクニカル分析を覚える必要があります。
・でもテクニカル分析って難しそう。
・テクニカル分析をやってみたけど失敗した。
と言う人も多いのではないでしょうか?
そんな方にオススメなのがMA移動平均線を使ってみることです。
なぜMA移動平均線を使うのが良いのかと言うと、仮想通貨トレードをやっている多くの方々がこのMA移動平均線を使っているからです。
なぜ、多くの人が使っていると使ったほうがいいのかと言うと、
多くの人が意識していると言う事は、基本を覚えておけばみんながその売買サインをもとにトレードををするのでその方向に価格が動く可能性が高い
と言う群衆心理があります。
それはすなわちどういうことかと言うと、
MA移動平均線の仕組みを覚えればどのような値動きをするか予測がつくし、意識しているトレーダーが多いためその予測した方向に動く可能性が高い
と言うことになります。
ですので、仮想通貨トレード初心者の方はまずMA移動平均線を覚えることをお勧めします。
これから、MA移動平均線の法則性であるグランビルの法則についてご説明いたします。
仮想通貨トレード、MA移動平均線のグランビルの法則とは?〜基本を覚えてトレードに生かそう!〜
MA移動平均線を使って仮想通貨トレードをするときに絶対に知っておかなければならないことがあります。
それが、グランビルの法則と言う法則になります。
グランビルの法則は、
MA移動平均線の状態とローソク足の状態がどういうときにどうなるかと言う事を謳っている法則です。
これを覚えることによりMA移動平均線の基本が身について上昇するか下落するかの予測がつきやすいと思います。
グランビルの法則はMA移動平均線を使うときの基本となるのでぜひ覚えておきましょう。
MA移動平均線とは?
そもそも、MA移動平均線とは何なのか?
移動平均線は一定期間の価格の終値の平均を折れ線グラフ状にしたものです。
一般的にトレードなどのテクニカル分析に1番よく使われる分析方法となります。
MA移動平均線、グランビルの法則
MA移動平均線を使ったテクニカル分析手法であるグランビルの法則は主に買いパターン4種類、売りパターン4種類がありそれを覚えることによりローソク足がどのように動くかを予測していくことができるようになります。
基本的に移動平均線の向きを見てローソク足の位置関係を見ながら分析していく手法となります。
1つ最初に説明させていただきますが、MA移動平均線とローソク足の関係で、
ローソク足は移動平均線から離れると移動平均線の方へ戻る性質がある
と言うことがあります。
これを移動平均線解離といいます。
これをまず最初に絶対に覚えておいてください。
それでは、グランビルの法則の買いパターンと売りパターンをご紹介いたします。
☆買いパターン
①移動平均線上向き、下向き、横ばい→価格下落後ローソク足が移動平均線から離れる→移動平均線に向かって上昇
こちらは価格が大きく下落した後に移動平均線に向かって価格を戻していく形になります。
これを見ると価格が下落した後下ヒゲを作って移動平均線に向かって上昇してるのがわかります。
前述いたしましたローソク足が移動平均線から離れると移動平均線のほうに戻る性質があるという法則を利用したものとなります。
☆買うポイント
・大幅下落後にローソク足が下ヒゲを作って確定した後すぐ。
☆売るポイント
②移動平均線上向き→下落からローソク足移動平均線タッチ→上昇
MA移動平均線が上向きなときにローソク足が上昇していた時に一旦下落してMA移動平均線にタッチしてまた上がるパターンです。
ローソク足がMA移動平均線にタッチするときにMA移動平均線が上向きなのが条件です。
☆買いポイント
・MA移動平均線が上向きで下落してきたローソク足がタッチした瞬間。
☆売りポイント
・ローソク足がMA移動平均線から少し離れてローソク足に長めの上髭が出たとき
MA移動平均線が上向きなのにも関わらず売りが若干強く一旦ローソク足がMA移動平均線を下回った後に再び移動平均線を上に突き抜ける動きです。
☆買いポイント
・MA移動平均線が上向きなときにローソク足がMA移動平均線を下回りちょっと長めの下ヒゲをつけた時。
☆売りポイント
・下落が強めの時に出ますので良い所で売るのは難しいですが、MA移動平均線を割って上昇した後に長めの上髭をつけたとき。
MA移動平均線が横ばいの時に下から上へ突き抜けるとその後価格が上昇していきます。
もともと、下落傾向だったときに下落が弱まってくると移動平均線が水平に近くなってきますがそこから長い陽線を作って上に突き抜ければ下落トレンドは一旦終わったと言うことになります。
ただ、そこからちゃんとMA移動平均線が上を向いてくる場合が多いですが、急な下落がある場合があるので注意が必要です。
☆買いポイント
・MA移動平均線が横ばいの時にローソク足が移動平均線を上に突き抜けた瞬間。
☆売りポイント
・買いポイントで説明した感じになった後にさらに上昇して上髭を作った瞬間。
☆売りパターン
①移動平均線下向き→上がって移動平均線超えた後ローソク足移動平均線下抜け→下落
MA移動平均線が下向きの時にローソク足が一旦下から上へ抜けようとしますがちょっと抜けたところでそのまままた下落してしまうパターンです。
☆買いポイント
・一旦上がって下落した後に下ヒゲをつけた瞬間。
☆売りポイント
・一旦MA移動平均線を上抜いた瞬間。
②移動平均線横ばい、下向き→ローソク足移動平均線より上から下落して移動平均線を下回る。
移動平均線が横ばいの時にローソク足が上から突き抜ける瞬間です。
この現象は上昇トレンドが一旦終わる時によく出るパターンです。
☆買いポイント
・ローソク足がMA移動平均線を上から下へ突き抜けて底値付近で下ヒゲを作った瞬間。
☆売りポイント
・この現象時は急に下がるので予測が難しいです。
MA移動平均線が下向きの時に、価格が下落していって移動平均線から離れたときに一旦移動平均線側に戻りますがタッチした瞬間にまた下落していくパターンです。
☆買いポイント
・MA移動平均線が下向きの時にローソク足が離れて下ヒゲを作った瞬間。
☆売りポイント
・MA移動平均線が下向きの時にローソク足が移動平均線にタッチした瞬間。
④移動平均線横ばいから上向き→ローソク足移動平均線のはるか上→移動平均線に向かって下落
上昇トレンドでMA移動平均線よりローソク足が遥か上に向かって上昇していき上昇の勢いが強すぎて下のほうにあるMA移動平均線に戻っていく形です。
☆買いポイント
・ローソク足がMA移動平均線に戻ってきて下落が落ち着いて下ヒゲをつけた瞬間。
☆売りポイント
・上昇トレンド中にローソク足に長めの上ヒゲが出た瞬間。
仮想通貨トレード、MA移動平均線のグランビルの法則とは?〜基本を覚えてトレードに生かそう!〜まとめ
今回は仮想通貨トレードでMA移動平均線を使うときの基本となるグランビルの法則についてご説明いたしました。
基本的にはこの8パターンの動き方がありそれぞれ売買ポイントが異なるので少しずつですが使ってみて慣れていってください。
何度も言いますが、MA移動平均線は非常に使っている人は多いテクニカル分析手法なので信憑性が結構高いので覚えておいて絶対損はないと思います。
ですので、仮想通貨トレード初心者の方はまずこちらをマスターした方が後々のトレードにつながるんじゃないかと思っております。
ですので、ぜひしばらく使ってみて慣れてみてください。
それでは次回もお楽しみに!